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2023.10.31Scratch で始める小学生からのプログラミング

YouTube作品特集!(エントリーコース Part1)




こんにちは!タイムレスエデュケーションの鈴木です。今月は小学生の受講生が作った作品をいくつかピックアップして紹介させて頂こうと思います!当教室では、受講生が作った作品をYouTubeに投稿しております。どれも紹介したい作品ですが、今回は一部とさせて頂きます作品の内容とプログラムについてイメージしやすい形で紹介させて頂ければと思います。よろしくお願いします。

エントリーコースの作品紹介


今回の記事ではエントリーコースで作成したプログラムをいくつか紹介させて頂きます。エントリーコースでは、タブレットを使ってプログラミングを学習しており、スクラッチジュニアとレゴブロックを使ったロボットプログラミングの2つのカリキュラムがあります。エントリーコースの詳細についてはリンクをご参照ください。

<アクションゲーム【スクラッチジュニア】>





1つ目は当時小学校1年生がスクラッチジュニアで作成したアクションゲームです!サムネイルにあるように画面の上にはボタンをいくつか用意していますね。ボタンのイラストは自分で考えて書いていますが、直感的にどのような動きをするのかイメージできるようデザインを設計していました。




実際にボタンを押してみると猫が左右に動き、ジャンプや攻撃のアクションを行うことができます。これはそれぞれのボタンが一つのキャラクタとして存在しており、ボタンがタッチされた時に猫へ命令を送るプログラムになっています。また、上の赤色のボールとバーはタイムを表しています。ゲームをスタートしたと同時にバーが左へ移動し、ボールに触れたらタイムアウトになります。バーをそのまま左へ動かすのではなく、どれくらいの間隔で動かすのかをプログラムで制御することで実際にタイムを計るような動きに見せています。




ゲームを作るためにはプログラミングの他に、ゲームの設定を考えることが重要であり難しいです。設定が不安定であれば、苦労して作ったプログラムも練り直しになってしまいます。コンピュータに取って代わられないためにも、このような「どういうゲームだと面白いだろうか」など考えるクリエイティブな素養が今の子供たちの将来に必要なスキルになっています。

<おばけの冒険【スクラッチジュニア】>





自分自身が子供の時、絵本や物語を創作した経験がある方は多いではないでしょうか?現代ではキャラクタが動く絵本、つまりアニメのようなものを子供たちが作れるようになっています。そこで2つ目は当時小学校1年生が作成したおばけの冒険という物語です。これもスクラッチジュニアというアプリを使って作成したプログラムです。おばけが友達を連れて冒険へ行くという物語で、キャラクタが家から出てくる時に少しずつ大きくするなど工夫してできていました!ぜひ動画をチェックしてください。





また、キャラクタの表情を変えるところは、2つの絵を用意して表示/非表示の命令をタイミングよく実行することでできていました。ここもかなり工夫できていたポイントです。




物語もゲームと同様でどういう話にするかの設定を考えてから作ります。その設定をもとにプログラムを作り、キャラクタを動かしながら場面を切り替えるなどしています。キャラクタ同士の会話についてもセリフの命令を使っていますが、タイミングを間違えれば同時に話してしまうこともあります。上記写真のように少しタイミングを遅らせてからセリフを言うなど考慮が必要です。こういった辺りを何度も試行錯誤しながら調整していくのですが、途中で構想が変わり、動きやセリフを追加すればまた調整が必要になります。最後まで頑張って作っていました!

<火災警報器【WeDo:ロボットプログラミング】>





ロボットプログラミングの作品もいくつか紹介させて頂きます。プラモデルなどの工作は子供の時にやっていた方は多いのではないでしょうか。今は作ってお終りではなく、自分で指示させて動かすことも簡単にできてしまいます。これはWeDoというレゴブロックを使ったロボットキットで作成した火災警報器です。当時小学校2年生だった受講生が1から自分で設計して作成しています。火災警報器ということで大事なポイントは「火災を検知すること」、「火災を知らせる」ことの2つが大事なポイントですね。それぞれについて見ていきましょう。




まず火災を検知する方法ですが、この作品ではモーションセンサーと呼ばれるモノとの距離を調べるセンサーを使っています。火災を知らせる方法については、絵やライト、警報の音を鳴らすようにし、火が近づいた時にはさらに音を切り替えるなど動作を変化させより危険であることを知らせていました。また、遠くの人に知らせるためにロボットを高くし、大きく振るような動きも入れていて、よくできていました。

※WeDoは、茗荷谷と本駒込の2つの教室にて受講可能です。

<除雪車【Spike:ロボットプログラミング】>





最後にSpikeというこれもレゴブロックを使ったロボットキットで作成した除雪車の紹介です。この作品もさきほどと同様に小学1年生の受講生が1から自分で設計して作成しました。エンジンをライトの点滅で表現し、発進の合図とともにシャベルを上下に動かして雪かきするプログラムを作っていました。




さらに、チルトセンサーを使ってガタガタ道にきたことを調べ、タブレットの画面にあぶないと文字を出して知らせるようにしていました。センサーを使って動作を切り替えることで条件分岐のような複雑なプログラムを作ることができていました。一番初めに完成した時にはセンサーを使って動作を切り替えるプログラムはなかったのですが、発表を通して受講生と意見交換することで新たな発想が生まれ追加した機能です。

※Spikeは、目白教室にて受講可能です。

まとめ


以上4つの作品について紹介させて頂きました。今後またジュニアコースやハイレベルコースでの作品について紹介させて頂けばと思います。当教室のカリキュラムを知りたい方は、下記の「コースについて」をご参照ください。また、無料体験会も実施しておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。最後までご覧いただきありがとうございました。

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