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2021.04.10タイムレスな子供の教育

小学校プログラミング教育導入例 社会×プログラミング 〜道案内プログラムを作成する〜

こんにちは。タイムレスエデュケーションの山口です。


小学校でプログラミング教育が必修になったのはご存知でしょうか。本ブログでは、様々なプログラミング学習導入例を紹介させていただいております。今回は、「小学校プログラミング教育の理論と実践―22の実践事例―」の中から、東京都町田市立町田第五小学校で実施された社会×プログラミングの実施例を紹介します。


※以下「」内は小学校プログラミング教育の理論と実践―22の実践事例―(第三版)から引用


◆学習の位置付け


資料によると、学習の位置付けとして、「地図上での方角や地図記号についての知識を活用し、地図上の目的地にロボットがたどり着けるように指令を出す」とあります。ここでは、社会において、方角や地図記号などの目印を利用して、ロボットを目的地まで動かすプログラムを作成する課題を実施することで、プログラミング教育を行う例があげられています。


 


◆学習活動


学習活動に関しては、方角や地図記号などの知識を利用して、ロボットに道案内をさせるプログラムを作成する課題を通して、社会とプログラミングを紐付けた教育を行う内容のようです。資料には、「市販のアンプラグド教材を活用した。板書用のマグネット付きカードや地図を黒板に貼って活用した。また、プログラミングに必要な児童用の指令カードは、提供されているファイルを利用して,1人に1セット分を印刷して用いた」とあり、紙ベースの指令カードを利用して、プログラムの作成を行う課題のようです。具体的な学習の進め方として、以下の例が挙げられています。


 


①方角や地図記号について学習する(社会)


 


 方角や地図記号について学習します。資料には、「地図上で、東西南北の方角と地図記号を復習する」とあります。


 


②道案内プログラムを作成する(プログラミング)


 


 指令カードを使用して、道案内プログラムを作成します。資料には、「指令カードを使って、ロボットを交番まで、連れていく」「2人の児童の指令カードの並べ方を板書し、その指令に合わせてロボットを黒板上で動かして、たどり着けるか確かめる」とあります。


 


③繰り返しの指令カードを追加し、再度プログラムを作成する(プログラミング)


 


 繰り返しの指令カードを追加し、再度プログラムを作成します。資料には、「指令カードが足りないことに気づいて、その問題点を発言」「繰り返しカードを配布し、足りない問題を解決することに挑戦」とあります。


 


◆ねらい


社会で道案内プログラムを作成する課題を通して、プログラミング学習を行うことのねらいに関して、以下の2点が挙げられています。


 


①プログラミング的思考が身につく


 資料には、「「北に一歩」などの指令カードを組み合わせて、ロボットに目的の動作を順番にさせることができる。繰り返しブロックの必要性に気づき、適切に使うことができ,その便利さを知る。」とあります。移動や繰り返しなどの指令ブロックを使用して、目的地までの道のりを順序立てて考える体験をすることで、プログラミング的思考を身につけることがねらいのようです。


 


②地図上の方角や地図記号に対する理解を深める


 


 資料には、「地図上での方角や地図記号についての知識を活用し、地図上の目的地にロボットがたどり着けるように指令を出すことにより、地図上の方角や地図記号になれる」とあります。指令ブロックを使用して、プログラムを作成する過程で、進む方角や矢印になる地図記号などに触れることにより、理解を深めることがねらいのようです。


 


◆まとめ


いかがでしたでしょうか。今回は、東京都町田市立町田第五小学校で行われた社会×プログラミング学習の実践例を紹介させていただきました。子供世代でも教育され始めているプログラミング的思考は、今の世の中を生きていく上で、必要不可欠なスキルになっています。弊社は、子供たちに向けたプログラミング教室の運営や全世代のお客様に向けたオンラインプログラミング学習サービスの提供を行っております。この機会に、弊社のサービスを通して、プログラミング的思考を身につけてはいかがでしょうか。プログラミング学習に興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

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