2021.04.22ブログ
コンピュータの活用事例5:自動で魚の食欲解析!「UMITRON FAI」
こんにちは、代表の小林です。
今回は、コンピュータの活用事例第5弾で、水産養殖向けサービスの事例をご紹介します。以前の活用事例は、事例1(スマート農業)、事例2(スマート漁業)、事例3(スマート流通)、事例4(スマート畜産)を参照ください。今回ご紹介するのは、ウミトロンという会社がやっている魚の食欲を解析するシステムです。
給餌コスト
水産養殖を行う際に、魚に餌を与える給餌のコストが重要となっているということです。この給餌を管理するためには、毎日船でいけすに行き、一つ一つのいけすの状況を確認しなければならず、コストが高い作業となっていたそうです。
リアルタイムに食欲を判定
魚が餌を食べている状況を記録したデータや、いけす間での餌の食べ方などのデータを用いて、リアルタイムに魚の食欲を判定する手法を開発したとのことです。食欲がわかれば、どの程度の餌を度のタイミングで出せばよいかの計画が立てられるので、管理コストが下げられるという話です。AIで機械的に判定するのに任せられないような重要な場合だけ人手をかけて丁寧に育てるといったやり方も考えられます。
海の状況を予測するアプリも
この他にも衛星画像データや気象データをもとに海の状況を予測するアプリも出しており、海水温・クロロフィル・溶存酸素・塩分濃度・波高などを視覚的に認識することができるシステムになっています。今日の海水温は暑いからどうするなど、生育に関わるアクションをデータをもとに行うことができるようになるので、経験のない人でも適切な判断をすることができるようになるのが期待できますね。
まとめ
テクノロジーを使って養殖漁業をスマート化するシステムのご紹介でした。コンピュータを使って従来の商習慣を変えることや、働く効率を上げることで空いた時間に違うサービスをするなど、生産性を高める活動は重要です。自分でプログラムを作ることができれば、こういったことを自らが主導してできるようになります。ぜひ、プログラミングを勉強して、そういった力を身に着けてみませんか。
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